学童の2日目は、宣言どおりにひとりで行くことに。
やっぱり雨の降るなか、角のところまでパパと手を繋いで、そこでバイバイ。
心配なパパはこっそり後をつけていった。
そして待つこと数分。
「無事に入っていったよ」
と涙声で報告してくれた旦那さん。
「泣いてるの?」
「うん、だって……」
気持ちわかるよ。
ものすごくわかるよ。
目頭を押さえる旦那さんを見送って、私は家の中へ。
猫たちの給水機に流れる水の音だけがする空間でコーヒーを淹れて、パソコンを立ち上げて。
さて、お仕事始めますかな。
夕方。
帰宅時間間近。
学童から「退室しました」メールが届く。
ソワソワする心を落ち着かせて、インターフォンが鳴るのを待つ。
と
ピコン
LINEが届いた。
見ると娘から。
「かえるよ」の文字。
娘にはスマホを持たせている。
キッズ携帯ではないのはまた今度書くとして、フリック入力でひとりでちゃんと入力できたんだと驚き。
子どもって飲み込みが早い。
ドアの鍵を開けて、玄関で待っていると帰ってきた。
「おかえりなさい」
「ただいま」
「楽しかった?」
「うん!」
それはなによりです。